AGA治療薬の副作用

AGA治療薬の副作用

AGA対策

AGA治療薬の副作用 フィナステリド錠 ミノキシジル

2021年11月7日

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AGA治療薬の副作用を知りたい
ミノキシジルって何?
フェイナステリドの副作用は?

この記事では、AGA治療薬の フィナステリド錠とミノキシジルの副作用について紹介しています。

薄毛対策を進めていく中で、自分がAGAであることを意識している方は多くいらっしゃるのでは、ないでしょうか?
また、自分がAGAであることを認識していても、その副作用が心配でAGA治療を本格的にはじめられない方も多いと思います。

そういう皆様に、AGA治療薬の副作用にはいったいどんなものがあり、どういった症状があるのかをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

AGA( AndroGenetic Alopeciaの略「男性型脱毛症」 )とは

AGA(エージーエー)とは、AndroGenetic Alopeciaを略したもので、「男性型脱毛症」の意味です。これは、成人男性によくみられる症状で、一般的に遺伝男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。

AGAの原因

AGAの原因は、男性ホルモンの一種であるディハイドロテストステロンであるということがわかっています。ジヒドロテストステロンがヘアサイクルの成長期を短くし、髪の毛が長く太く成長するまえに髪の毛を抜いてしまっています。

AGA図解

AGA図解

<リーブ21から引用>

5αリダクターゼの活性化

血液にのって毛根部の毛乳頭細胞まではこばれたテストステロンに5αリダクターゼという酵素が働きかけ、活性の強いディハイドロテストステロン(DHT)に変換されます。

アンドロゲン受容体と結合

ディハイドロテストステロン(DHT) がアンドロゲン受容体に結合し、毛乳頭細胞の核の中に移動すると脱毛遺伝子のスイッチがはいります。

脱毛因子の発現

脱毛遺伝子のスイッチが入ると、細胞から脱毛因子が放出されます。脱毛因子により、成長期の髪が早く休止期に入り、脱毛が引き起こされます。

AGA治療薬

AGA治療薬には、AGAの進行をおさえる 「フィナステリド」髪の毛の成長を促す「ミノキシジル」があります。

フィナステリド

フィナステリド

AGAは進行性の脱毛症ですので、治療をしないと治らないものです。
自分が内服しているのは、ファイザー製の「フィナステリド錠」
1mgです。
「フィナステリド錠」 はメルク社が開発した「プロペシア」のジェネリック医薬品として販売されるようになったものです。AGAには”フィナステリド”が有効成分として効果があるのです。

フィナステリド の有効成分は、髪の毛のサイクルを正常に戻す作用があるとされています。

フィナステリド 成分には・DHTの生成を阻害 ・AGAの発症を抑制 ・AGAによる前髪やつむじの薄毛を予防・改善が期待できる効果となります。

ミノキシジル

ミノタブ

ミノキシジルは元々高血圧の薬で、降圧剤として開発された薬でしたが、服用者に多毛の症状がみられたため、研究がすすめられた結果、発毛材としても使用できることがわかりました。

ミノキシジルは、血液の流れをスムーズにするだけでなく、髪の毛の成長を促す毛乳頭細胞に働きかけ、ヘアサイクルを正常化させる働きをもっています。

ミノキシジルには、皮膚に直接塗るタイプの育毛剤と服用して摂取するタブレットタイプがあります。

日本においては、タブレットタイプのミノキシジルは正規に流通しているものはありません。

ミノキシジルは、育毛剤としては医薬品として厚労省から認可されていますが、飲み薬は医薬品としての認可を受けていないので、正規に流通していないのです。

しかし、抗がん剤の未認可薬も存在するように、インフォームドコンセントといって、患者さんに副作用含めてしっかり説明した上で患者さんが希望をすれば処方できる薬もあります。

ですので、服用タイプのミノキシジルも処方することは認められています。

AGA専門クリニックでは服用タイプのミノキシジルを処方しているところもありますが、ホームページなどでは、確認することが難しいところが多いです。理由は未認可薬だからだと思います。

まずは、AGAクリニックでご相談することをおすすめします。

AGA治療薬副作用

2つの治療薬にはどんな副作用があるのでしょうか?

フィナステリド 副作用

フィナステリドの服用によって、以下の副作用があります。その症状が出た場合には医師に相談する必要があります。

副作用①精力の減退

フィナステリドの副作用の一つが精力の減退です。 フィナステリドを服用することで男性ホルモンに影響を与えるため、精力が減退すると考えられています。

副作用②精液量の減少

精液量の減少も フィナステリドの副作用の一つです。 フィナステリドの服用で体内のDHTが減少することが原因で、精液量も減少すると考えられています。

副作用③勃起不全

フィナステリドの副作用として、勃起不全が挙げられます。 フィナステリドの服用によって、勃起不全の症状が出た方には、ED治療薬の服用も同時に行うことがあります。なお、 フィナステリドとED治療薬は併用しても問題ありません。

勃起不全(ED)の治療薬につきまして主に3種類があり、特徴は下記のとおりです。

シアリス レビトラ バイアグラ
効果 勃起維持 勃起維持 勃起維持
持続時間 約24~36時間 約5~10時間 約5時間
発現時間 服用後1時間 服用後0.5時間 服用後0.5~1時間
食事の影響 なし あり あり
ED治療薬比較

副作用④肝機能障害

フィナステリド を服用すると、肝機能障害を稀に起こす可能性もあります。
肝臓には薬剤を代謝するはたらきがあるため、 フィナステリド に限らず、どのような薬も服用すれば肝臓に負担がかかります。

ミノキシジル 副作用

ミノキシジルは、内服薬と外用薬がありますが、それぞれ副作用も異なります。内服薬の主な副作用は以下の通りです。

副作用①体毛が濃くなる

ミノキシジルを投与することで、全身の毛が濃くなる可能性があります。内服したミノキシジルは血液によって、全身を巡ります。頭皮だけでなく、全身の毛根にも作用するため、多毛症が見られる場合もあります。

多毛症の副作用を気にされる方は、投与量の調節や中止などの対応を取らなくてはなりません。

副作用②初期脱毛

治療開始の初期段階でみられる抜け毛の増加を「初期脱毛」といいます。初期脱毛は、AGA治療を行う上で多くの人にみられる副作用で、個人差はあるものの、使用開始後約2週間から8週間ほどで起こる可能性があります。

初期脱毛が生じるメカニズムには「ヘアサイクル」が関係しています。AGAの影響で休止期になっていた毛包が治療薬によって成長期へ移行することで、古い髪の毛が新しい髪の毛に押し出されるため脱毛が起こります。薄毛対策をしていながら脱毛が増えることに最初は驚きますが、2ヵ月ほどで落ち着く症状と理解しましょう。

副作用③むくみ

明確なメカニズムは不明ですが、ミノキシジルを使用すると体内の水分バランスが変化する可能性があることが指摘されています。その結果、体内に多くの水分が溜まって急激な体重増加やむくみといった症状が現れることも。

放っておくと心臓に負担をかけて心不全などを引き起こす可能性もあるため注意しなければならない副作用の一つです。特に、むくみと共に夜間の息苦しさや咳などが現れたときは速やかに病院を受診しましょう

副作用④血圧低下によるめまい

ミノキシジルは高血圧症の治療のために開発された経緯があります。そのため、ミノキシジルの服用によって血圧が低下し、軽微なめまいや立ちくらみを起こす可能性があります。

AGA治療薬  フィナステリド とミノキシジルは併用が効果的

自分はより高い薄毛改善の効果を期待して、ミノキシジルとプロペシアを併用しました。

プロペシアはAGAの発症のきっかけとなるDHTの生成を抑制し、薄毛の進行を抑える治療薬です。一方で、ミノキシジルは髪の毛を生やし、太く濃くする効果が期待できる治療薬です。

作用の仕方が違うため、ミノキシジルとプロペシアを併用することで、薄毛の進行を抑えつつ、新たな髪の毛を生やして薄毛改善を目指せます。そのため、効率よくAGAを治療することが可能となるのです。

AGA治療薬   フィナステリド とミノキシジル 費用(参考)

個人輸入としてiDrugStore(輸入取り扱い)で購入した場合

  • フィナステリド :1mg 100錠=2580円
  • ミノキシジル  :5mg 100錠=2980円

最後に

自分自身の3年間の薄毛対策活動は”薄毛対策の体験談。50代からの薄毛克服の仕方をご紹介!!”にまとめています。
この記事で紹介した薬も服用していますので、是非ともその成果をご覧ください。

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