薄毛と脂

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知識 薄毛の原因

薄毛と脂(油)の関係とは?なぜ脂っこい食事は頭皮に影響するのか?

2022年2月14日

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髪の毛がふんわりとボリュームが出ないとき、結構べたつき状態にあることが多いですよね。
 ■最近、髪の毛が脂っぽくなってきたのが気になる…
 ■髪の毛のボリュームがでない…
 ■脂質の少ない食べ物が原因かも!?
この記事では、薄毛と脂(油)の関係について紹介していきたいと思います。

薄毛で悩んでいる人は世の中に多く存在しますが、もしも「頭皮がべたつく」という状態が多いならば、「脂っこい食事が多いこと」が原因であると言えるかもしれません。

いかにも薄毛に良くなさそうなイメージがある「脂」ですが、具体的に髪や頭皮にどのような悪影響をもたらしてしまうのでしょうか?

美味しい食べ物は大抵脂が含まれていますが、薄毛の予防や改善のためには摂り過ぎない方が良いのでしょうか?

この記事では、そんな「薄毛と脂(油)の関係」「なぜ脂っこい食事は頭皮に影響するのか?」という疑問について解説していきたいと思います。

脂分を摂り過ぎると確実に抜け毛が増える

脂分摂取

東京医科歯科大学がマウスを使用して実施した研究では、脂分の多い高脂肪食を加齢マウスに1ヶ月与え続けると抜け毛が再生しにくくなり薄毛になるということが立証されています。

また、若いマウスでは、1ヶ月という短い期間では薄毛の症状は現れなかったものの、数ヶ月間高脂肪食を与え続けると同じように薄毛となることが分かったのです。

これは、高脂肪食を長期間食べ続けることで毛髪の元となっている「毛包幹細胞」の中に脂質が溜まり、脂線に変化するなどして毛根を包む組織が委縮してしまい、毛が細くなってしまうというメカニズムが原因となっているのです。

すなわち、マウスと同じように人間も脂っこい食事を習慣化してしまうと、毛が細くなり、薄毛になってしまうということです。

こんな症状が現れたら脂を摂り過ぎかも

生活の中で自分の毛髪が脂っぽいかどうかを頻繁にチェックしている人は多くないかと思いますが、もしも誰かに指摘されたり、ふとした時に「毛髪が脂っぽいかも」と感じたならば、注意して観察するべきだと言えます。

例えば、以下のような症状が現れていたならば、脂っこい食事を摂り過ぎている可能性があるかもしれません。

髪がべたつく

髪をかき上げる時などに少しでもべたつきを感じるようならば、脂分が過剰に分泌されていると判断できます。

脂分が過剰に分泌されてべたつくと、髪を上手くセットできなくなってしまったり、髪を立たせるセットをしてもすぐにヘタってしまいます。

ニオイがきつくなる

頭皮や毛髪に脂分が多くなると、常在菌の影響によってニオイが強くなってしまいます。

もしも家族や友人、同僚などに指摘されれば気が付くことができますが、意外と頭皮や毛髪のニオイは自分では気が付きにくかったりします。

定期的に自分で髪をかき上げた後の手のニオイを嗅いでみるなどのチェックをしてみる必要があると言えるでしょう。

頭皮がかゆくなる

以前よりも頭がかゆくなることが増えたという人は、脂分が過剰に分泌されている可能性が高いと判断できます。

かゆみは、皮脂が増えすぎたことで常在菌が増殖し頭皮に炎症が起きてしまった際に感じるものです。

かゆいからと言って爪でかきむしってしまうと、余計に炎症が強まり、かゆみが増してしまいます。

フケの量が増えた

鏡などで毛髪を良く見た時に、フケが目立っていたり、肩や椅子にフケが落ちていることが多くなったという場合にも、脂分が過剰に分泌されている可能性があります。

フケというと「乾燥しているから」というイメージがありますが、皮脂の過剰分泌によってべたついたフケが出る場合もあるのです。

脂分の多い食べ物

冒頭で解説した通り、世の中の「美味しい」と言われる食べ物は大抵脂分が多かったりします。

脂肪が多い食べ物

  • ラーメン
  • 天ぷら
  • 唐揚げ
  • とんかつ
  • 牛肉、豚肉
  • 生クリーム

  • チーズ
  • ウインナー
  • フライドポテト
  • マヨネーズ
  • バター
  • パン

このように、ざっと挙げたものを見るだけでも普段よく口にしている物ばかりだと思います。

もちろん、脂分は人間が活動する上で重要なエネルギー源の1つですし、細胞膜やホルモンの材料になったり「ビタミンA、D、E、K」などは脂分の多い食品と合わせて摂取することで吸収効率を上げてくれたりします。

しかし、過剰摂取すると、薄毛の原因になるのはもちろん、脂質異常症や動脈硬化、心臓病、肥満、といったリスクが非常に高くなってしまうのです。

薄毛の進行を止めたい場合や健康な身体を手に入れたいのであれば、上記のような脂質の高い食品をなるべく摂取しないようにする必要があると言えるでしょう。

しかし、脂質は人が活動するうえで必要なエネルギー源の3つの栄養素のうちのひとつですので、適度に摂取する必要はあります。

では、低脂質な料理として一般的にどのようなものが好まれているのでしょうか?
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シャンプーで頭髪を洗いすぎて脂分を摂り過ぎるのはNG

脂分が薄毛の悪影響を及ぼしてしまうと分かると、シャンプーなどを入念にして頭の脂分をなるべく取り除こうと思ってしまいますよね。

しかし、実は脂分を頭から取り過ぎてしまうのも毛髪にとって良くなかったりします。

実際に「一定の脂分が毛穴に詰まっている方が抜け毛が起こりにくい」という論文もあります。

脂っこい食事を摂り過ぎたりして、頭皮や頭髪がベトベトしているならば綺麗に洗い流す必要がありますが、洗いすぎるのは避けた方が良いのです。

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シャンプー選びも大切です。自分にあった頭皮環境を整えるシャンプーを選びたいものです。

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まとめ

今回は、「薄毛と脂(油)の関係」や「なぜ脂っこい食事は頭皮に影響するのか?」という疑問について解説してきました。

脂っこい食事ばかり食べていると、「毛包幹細胞」の中に脂質が溜まり脂線に変化するなどして毛根を包む組織が委縮してしまい、毛が細くなってしまうのです。

「薄毛が進行しているような気がする」という人は、ぜひ脂っこい食事を摂り過ぎないように意識するようにしましょう。

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